起業した直後、結果に大きく差が出た理由とは?
起業した直後、結果に大きく差が出た理由とは?
人は結果を出している人を見ると、羨ましく思います。けれども、結果を出している人は、結果を出していない人に比べて抜きんでているものが必ずあります。
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
先日起業されたばかりのクライアントのYさんが主催されたセミナーがあったので、参加してきました。
参加者は80名を超える大盛況で、会場も満杯。
ご本人は主催者として挨拶されたのですが、笑顔で堂々と話をされていたのが印象に残りました。
さて、私の場合。
12年前に起業したのですが、自社主催のセミナーを開催したのは5年くらい経ってからです。
また、いまだに80名を超えるセミナーなどやった経験はなく、共同開催で20名ほどご参加いただいたセミナーがせいぜいです。
Yさんは、12年前の私よりずっと若いのに、スタート時点では、私なんかよりうんとしっかりしています。
最近はサラリーマンを辞めて、起業する人が増えていますが、それでも、独立起業する人はまだまだ少数派です。
Yさんは、私と違って、独立起業するために、いろいろ準備をされていました。
それでも、やはり、「いざ会社を辞める」となると、「本当にやっていけるのか」という不安もよぎり、最終的に決断されるまでには、しっかりと時間をかけられたのです。
一方、私は勤めていた会社が業績が悪くなって、「もうそろそろ変な経営者に振り回されるのは嫌だなぁ」と思って、勢いのまま起業しました。
このため、起業準備という点で見ると、Yさんに比べると、私は明らかに準備不足です。
また、Yさんの場合は、「このコンテンツを広めることで、世の中をもっと良くしたい」という明確なビジョンがあります。
けれども、私の場合は、「まぁ、なんとかなるか」という安易な気持ちで始めたので、「会社を通して、これをやりたい!」というビジョンなんか、起業した時はありませんでした。
つまり、準備もいい加減で、ビジョンもないのであれば、
起業してすぐに80人を超えるセミナーを開催する
VS
起業して5年経ってから、ようやく少人数のセミナーを開催する
というように、結果が大きく異なるのは火を見るよりも明らかなことです。
人は結果を出している人を見ると、羨ましく思います。
そして、時には「あの人は特別だから」と特例扱いをしたり、「まぁ、そうは言っても内容がいま一つだよね」というように、重箱の隅をつついて欠点をあら探ししたりします。
けれども、客観的に分析してみれば、
結果を出している人は、結果を出していない人に比べて、抜きんでているものが必ずある
ことは、自覚する必要があります。
Yさんの起業したての初々しい晴れ姿を見て、私も大いに刺激を受けました。
起業した頃の初心を忘れず、積み重ねてきた経験を活かす形で仕事に取り組んでいきたいと思います。
★起業する前にYさんも取り組んでいただいたプログラムは「こちら」になります。
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