キャッシュフロー経営が定着したと言えるのは
キャッシュフロー経営が定着したと言えるのは
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
私の裏のコアコンセプトは「強要」なので、私は強引なセールスはしません。
一方で、根負けして相手の言うことを聞いてしまうことが時々あります。
先日も参加したセミナーの主催会社からアポイントの依頼がありました。
セミナーの内容自体は面白かったのですが、先方が売ろうとしているバックエンドの商品には興味がなかったので、「せっかく来ていただいても、無駄足に終わりますよ」というお話をしました。
たいていはそこで「ではまた機会がありましたら」となるのですが、その会社の場合、「ちょっとご挨拶だけでもお伺いできれば」と粘ってくるので、結局来月お会いすることにしたのです。
私も無意識のうちにやってしまうことがあるのですが、相手がこちらに興味を持っていないことが分かるとトーンダウンしてしまうケースがほとんどです。
そして、それはたとえ電話を通してであっても相手に伝わります。
しかし、先の会社の場合、全然トーンが落ちる気配がありません。
私が結果的に根負けして会ってみようかなと感じたのは、なぜそこまで粘れるのかを知りたいと思ったからです。
・その商品が好きで好きでたまらないのか
・営業のインセンティブが大きいのか
・はたまたノルマがすごく厳しいのか
理由は会ってからのお楽しみですが、どんなことであれ、社員に徹底するのはけっして簡単なことではありません。
人事関連の会社であるため、この辺りの社員教育が徹底されているのかもしれません。
キャッシュフロー経営を定着させるためには、経営者が一人で頑張っても限界があります。
社員一人ひとりがキャッシュフローに対する意識を高めることができないと絵に描いた餅で終わってしまいます。
最近ある大学教授から教えてもらったのですが、「同調する」際にも
- 追従
- 同一視
- 内面化
の三種類があるそうです。
追従とは、相手から好意的な評価をもらうための表面的な同調。
同一視とは、相手と同じ考え方でありたいという願望からの同調。
内面化とは、相手の考えに心から同調している状態。
キャッシュフロー経営が定着したと言えるのは
キャッシュフローの大切さを社員が自ら腹に落として内面化している
状況です。
けっして簡単なことではありませんが、クライアントさんにはぜひそれを目指してもらいたいと思います。
前述の会社との打合せで社員教育に関する何かヒントを得られたら、このブログでもフィードバックさせていただきます。
お楽しみに!!
★下記のフォームにお名前とメールアドレスをご登録いただければ、最新発行分より「超キャッシュフロー経営通信」【UCF】をお送りさせていただきます。ぜひご登録下さい。
Tag: キャッシュフロー経営 社員教育 同調する