財務戦略を機能させるために|キャッシュフロー経営実践講座

キャッシュフロー経営実践講座

財務戦略を機能させるために

財務戦略を機能させるために

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

財務戦略の基本を理解する

今月お取引先からのご依頼があって
財務戦略について自分なりに内容をまとめる機会がありました。


財務戦略と聞くと、すごく難しいイメージを思い浮かべるかもしれませんが、
突き詰めていくと、

資金繰り表を作ってキャッシュフローを把握する
 ↓
いろいろとやってみる
 ↓
その結果を資金繰り表に反映する
 ↓
次の一手を考える

ということの繰り返しになります。


いろいろとやってみるという中には

  • 銀行から借入する

ということも含まれますが、

  • 売上をもっと上げる
  • 無駄な経費を削る
  • 後払いだったものを半分は前金で払ってもらう

というのだって、広い意味では財務戦略になります。


また、売上をもっと上げるを一つ取ってみても
10,000円のものを12,000円に値上げするという価格戦略もあれば、
5,000個の目標を上乗せして6,000個販売するという販売戦略もあります。


このように考えていくと、
会社が日頃行っている仕事は必ず何がしかの財務戦略とつながっている
ということが分かります。

すると、当然のことですが、
財務戦略は経営者が一人だけ分かっていてもダメで、
社員全員に財務戦略の基本が浸透していないと戦略として機能しない
ということになります。


会社の資金繰り表を社員に開示することには抵抗がある
経営者もおられるかもしれません。

でも、細かい内訳は出さなくても構いません。

まずは、資金繰りの大きな流れをつかむこと。

そして、資金繰り表は手元の現預金残高という形で結果がすぐに検証できるだけに、
貸借対照表や損益計算書を理解するよりずっと簡単です。


給料は給料日になると、社長の懐から自動的に払われるものではありません。

その源泉はあくまでお客さんのお金。

お客さんが会社の商品を買ってくれるからこそ、自分たちは給料はもらえるのであり、
お客さんがまたリピートしてくれるからこそ、来月も安心して働けるのだということ。


正直に申し上げると、私自身もサラリーマン時代はそこまで
意識できていた訳ではありません。

でも、会社を経営していて実感するのは、お客さんなくして会社の存続なしということ。


今回財務戦略とは何かについてもう一度考えてみた時、
毎日ぼーっとしていたら、いくら立派な戦略を立てても、所詮は宝の持ち腐れである
ということを改めて強く感じました。


「社員に話しても時間のムダ」と言って、最初から諦めていることはないでしょうか?

でも、戦略の基本を理解させずに、目標だけ立てても結局は時間のムダです。

そして、経営者が「話してもムダ」と心の底で思いながら社員に接していると、
その雰囲気は必ず社員に伝わって、言葉が上滑りします。


もしかすると、社員が思ったように働かないのは
資金繰りの基本を知らないだけなのかもしれません。


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