Noと言う前に制限を外して可能性を探る
Noと言う前に制限を外して可能性を探る
Noと断るのは簡単。でも、「何かやれる方法はないか?」といったん制限を取っ払って考えてみると、問題を解決できる方法が見つかったりします。自分だけでは無理でも「何かやれる方法はないか?」と頭を巡らせてみる価値は充分にありです。
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
先日ある会社から「海外進出に関するサポートができないか?」というお問い合わせがありました。
先方からいただいた質問の中で、「どのような人的・組織的な国内外ネットワークを持っているか?」という項目があったので、ちょっと考えてみると、
- 今年独立した公認会計士のA先生は企業の海外進出を積極的にサポートしている
- 行政書士のB先生は海外の契約書に関する問い合わせが最近は多いと言っていた
- 昨年久しぶりにお会いしたCさんは海外拠点の設立支援をやっている
- 先月訪問したD社はまさに翻訳が専門
- E社は海外も含めて株式公開(IPO)を支援している
と、意外と海外進出につながるネットワークがあることに気がつきました。
今さら一から勉強したところで、何十年と専門にやってきた人には、なかなか追いつけません。
また、学習することと実践で行うことは違うので、毎日実務をやっている人とは仕事の深みが違います。
なので、仮に弊社が海外進出をサポートするとしたら、私が自ら学んで実践を重ねてサポートするよりは、先に挙げた方々のご協力を得ながら進める方がよほど効果が大きいということになります。
もちろん、「ウチの専門外だから」と言って断るのは一案です。
選択と集中という観点からはそれが正解かもしれません。
しかし、ちょっと視点を変えて、自社がいろいろなリソースを取りまとめることでサービスを提供するということであれば、けっしてできない話ではありません。
すると、それは自社にとっては新しい収益源になります。
Noと断るのは簡単。
でも、
「何かやれる方法はないか?」といったん制限を取っ払って考えてみる
と、けっこう問題を解決できる方法が見つかったりします。
できもしないのに「できます!」と見栄を張るのは論外ですが、自分だけでは無理でも「何かやれる方法はないか?」と頭を巡らせてみる価値は充分にありです。
ところで、冒頭の依頼先からは、あまり人が集まっていないのか、「取りあえず申込むだけでもお願いします」ということだったので、資料を提出しました。
すると、翌日になって、「海外経験が10年以上が条件になっているのですが・・・」というご連絡。
私が海外で働いたのは4年弱、「それさぁ、もっと早く言ってよ!」
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