情報は絞り込んで伝える
情報は絞り込んで伝える
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「前回の方が分かりやすかったかも・・・」
今月2回目のセミナーを終えた後、ある参加者の方から言われました。
その方は昨年10月にも私のセミナーにご参加いただき、今回私のセミナーにご参加いただくのは二度目。
前回と今回では内容がやや異なるため、単純な比較はできないものの、冒頭のようなご感想をいただきました。
セミナーを終えた後、私自身も「前回の方が手ごたえがあった」と感じており、「どうしてだろう?」といろいろと考えてみました。
理由はいくつかあるのですが、一つには、セミナーの時間が影響しています。
比較してみると、前回:90分<今回:180分と、私が話した時間は2倍です。
しかし、理解度や手ごたえという点では、前回>今回という結果。
つまり、時間と成果が反比例してしまったのです。
情報の伝え方という観点からすると、時間をかけて丁寧に説明すればより深い情報を伝えられると考えがちです。
けれども、現実問題としては
短い時間で説明した方がよりきちんと情報を伝えられる
こともあるということです。
もちろん、本当に深い所までお伝えするには180分であっても足りません。
一方で、たとえ180分であっても限られた時間の中で理解してもらうには
伝える情報の絞り込みが大切
という訳です。
今月2回目のセミナーでは「前よりもゆったりと時間があるので、より丁寧に説明しよう」と心がけました。
しかし、かえって
丁寧に説明する
↓
いろいろと話がとぶ
↓
焦点がぼやける
↓
分かりにくい
という印象を与えてしまったようです。
情報は絞り込んで伝える
メルマガを書く際に、師匠から「一つのメルマガには、一つのメッセージ」と教えられたことを改めて思い出した次第です。
次回は、経営者への情報の伝え方について考えてみたいと思います。
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