売上目標1億円の意味
売上目標1億円の意味
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
今日は1月15日。
私などはいまだに成人の日は1月15日というイメージが強いのですが、成人の日は1月の第2月曜日となってから今年で15年目。
今年成人式を迎えた若者などは「昔は1月15日が成人の日だった」と言ってもピンと来ないかもしれませんね。
以前に成人の日を1月15日にしたのは
この日が小正月であり、かつて元服の儀が小正月に行われていた
ことによると言われています。
つまり、1月15日という日付自体に意味があったのです。
しかし、今では、成人の日は1月の第2月曜日となっているため、日付と本来の意味合いとの関係が薄れつつあると言えるのではないでしょうか。
さて、会社においていろいろな計画を数字に落とし込む際にも、注意をしていないと数字が一人歩きする危険があります。
「今月の売上目標は1億円」であるという時、その1億円は本来は
年間の売上目標15億円を達成するための1月売上目標
であり、
今月の利益1,000万円を確保するために必要な売上高
です。
しかし、ともすれば、「何がなんでも売上1億円を達成しろ!」が至上命令になり、強引な押し売りや値下げ販売によるダンピングによって、
知らず知らずのうちに本来の目的に支障をきたしている
という事例も少なくありません。
それを避けるためには「今月の売上目標は1億円」であるということの意味を社員がきちんと理解して行動することが必要です。
来月2月7日(金)に開催する
の第一部「即実践!今日から使える事業計画」では、数字の意味合いを伝える方法についてしっかりとお伝えします。
20年ビジネスを続けていくためには数字が一人歩きするようではダメ。
計画した数字と日々の活動がきちんと結びついている
ことがポイントになります。
「なかなか思うように会社の数字が達成できない」
というお悩みをお持ちの経営者の方は
で、数字に意味合いを持たせて業績向上に結びつけるポイントをつかんでいただければ嬉しく思います。
ところで、20年前の1994年1月15日は土曜日だった模様。
既に土曜日のお休みが定着していたので、当時成人式を迎えた人は、「1日休みを損した・・・」と思っていたかもしれませんね。
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