社員のモチベーションアップは黒字経営から
社員のモチベーションアップは黒字経営から
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
- 赤字にしてまでやらない
- 給料を下げてまでやらない
- 銀行からお金を借りてまでやらない
昨日講演でお話を聞いた株式会社経営支援センターの国吉社長。
17年前に起業される際、この3つのことを決めたそうです。
講演のテーマは「社員の心に火をつける社長の掟」だったのですが、社員のモチベーションを上げるには「やっぱり儲かっていないとダメ」というお話でした。
一方で、日本の企業のうち、黒字の会社は全体の3割と言われています。
もちろん、中小企業の中には節税対策を実施することで、あえて赤字にしている会社もあります。
このため、実質的に黒字の会社の割合はもっと多いと思います。
しかしながら、全体の7割を占める赤字会社において、社員のモチベーションが継続的に高いということは少ないと言わざるを得ません。
国吉社長は銀行借入をしない会社経営を目指されましたが、資金調達をする際にも、基本は黒字経営が前提となります。
そして、その黒字を達成する際にも給料など、必要な支出は確保した上での黒字でないと事業は長く続きません。
赤字で火がつくのは社員の心ではなく、社長のお尻というのが昨日の学びでした。
ところで、よく人材の法則として、2-6-2で、普通レベルの人が6割と言われます。
しかし、国吉社長によると、最近は上場企業でも1-1-8で、ダメな人が8割だそうです。
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