小さなミスで大きなご迷惑
小さなミスで大きなご迷惑
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「ご迷惑をおかけしてたいへん申し訳ありません。正しいものをお送りさせていただきます。」
先日のブログで「逆説の日本史16江戸名君編」を読んだことを書きました。
書くにあたってもう一度本を手にしたところ、「あれっ?」と思うことが一つ。
文庫本のカバーの表紙です。
この逆説の日本史シリーズ、「逆説の日本史16江戸名君編」という本のタイトルの下に本のポイントが書かれています。
・吉宗の政治家としての最大の欠点は、・・・・・
この本の中でも暴れん坊将軍こと徳川吉宗に関する記述があります。けれども、本の中で江戸名君として取り上げられているのは、徳川光圀、保科正之、上杉鷹山、池田光政の四人。
吉宗はこの本の中ではあくまで脇役です。
「もしかして、・・・」と思って、本棚から「逆説の日本史15近世改革編」をひっぱりだしてみると、タイトルの下には
・吉宗の政治家としての最大の欠点は、・・・・・
つまり、私の買った文庫本(16巻)は、表紙の部分に記載されている本のポイント解説が15巻とまったく同じだったのです。
本の場合、一字や二字の誤植はよくある話。
けれども、こんなに大がかりな誤植を発見したのは初めてです。
そこで、「印刷、製本など製造上の不備がございましたら」と書かれている制作局コールセンターに興味半分で電話したところ、冒頭の答えが返ってきたのです。
電話から察するにさすがに間違いに気づいた人も多いようで、
氏名、住所、電話番号を確認
↓
正しいカバーを送る
という手順が確立されていました。
「ご迷惑を」と言われても、私の場合は、「ブログのネタが一つできてラッキー!」という感じです。
しかし、発行元である小学館にしてみれば、一つの単純ミスのために
・コールセンターでの対応が増える
・カバーの送付で余計なコストと労力がかかる
ので、かなりの「ご迷惑」です。
なぜ、今回のようなミスが起きたのかは分かりません。
けれども、ちょっとした手抜きが原因で大きな損失が出ることも少なくありません。
業務フローの改善は弊社が提供できるサービスの一つ。
今度は仕事の売り込みのために、電話をしようかと考えています。
ところで、今週はなぜか本に関する話題が多くなりました。
ちなみに、今私が読んでいるのは「モルフェウスの領域」
「チーム・バチスタの栄光」などで知られる海堂尊さんの作品です。
海堂さんの本はどれも、「次どうなるの???」とついつい先を読みたくなる内容なので、はまり過ぎには注意が必要です。
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