情報の見せ方を変える
情報の見せ方を変える
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
今月になってJR時刻表を買いました。
時刻表も大きく分けると、JR時刻表、JTB時刻表の2種類があります。
みどりの窓口に置いているのはJR時刻表なのですが、私がいつも買っているのはJTB時刻表です。
2冊ともほぼ同じ情報が載っていますが、載っている場所が微妙に違います。
例えば、東海道本線。
2冊とも在来線のトップに掲載されています。
しかし、JR時刻表では「東京―熱海」までの時刻表と同じページに「熱海―伊豆急下田」の時刻表も記載されているのに対し、JTB時刻表では別々のページに載っています。
つまり、同じ情報でも見せ方が違うという訳です。
時刻表の場合は、掲載されている列車の時刻が毎月変わることはあっても、ページ構成が大きく変わることはまれです。
このため、私の場合は、時刻表の何ページぐらいにはどこの路線が載っているというのはおおよそ頭に入っています。
けれども、今回いつもと違う時刻表を手にしてみると、情報の見せ方の違いでとまどうことが何回かありました。
「時刻表なんてよく分からない」という人にとっては、JR時刻表もJTB時刻表も同じかもしれません。
しかし、微妙な違いであっても分かる人には分かります。
これは会社の資料を作成する際も同じです。
同じページで内訳を書いた方が分かりやすいこともあれば、別ページに詳細を記載した方が見やすいということもあります。
また、事業計画を作成する時も、数字の並べ方を変えるだけで見た人が受ける印象が違うことがあるのです。
今回慣れ親しんだJTBのではなく、JRの時刻表を買ったことで、情報の並べ替えで印象は異なることを改めて認識しました。
ところで、JR時刻表。
“JR”と名前がついているだけに私鉄に関する情報はJTB時刻表の方が断然見やすいです。
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