中小企業はスピード違反で勝負
中小企業はスピード違反で勝負
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「120kmぐらいで走るのが一番危ない・・・」
バイクが趣味の友人によると、バイク仲間の中では、時速120~130kmで走っている時が一番スピード違反で捕まりやすいと、警戒されているそうです。
スピード違反で捕まえる場合、覆面パトカーなどがウインカーを出して一定時間スピードを計測する必要があります。
しかし、猛スピードで走行している場合、その計測ができずに、証拠不充分(?)として違反キップを切られなかったケースもあったとか。
この点、時速120kmぐらいだと、走っている本人はそれほどスピードを出しているという自覚がない一方、計測もしやすいので一番捕まえやすいということなのかもしれませんね。
さて、経営資源の乏しい中小企業の一番の強みはなんと言ってもスピード。
決裁を得るまで1週間以上かかる大手企業と比べて、
即断、即決で行動できるのは中小企業にとって最大の武器
です。
しかし、中小企業と言えども、中には
- 決裁者がなかなか決断しない
- 社員が既存のやり方に固執していて腰が重い
- できる人に仕事が集中するため、一定量を超えると、仕事が滞りがちになる
というような事情で、必ずしも仕事が早くないこともあります。
大手企業と伍してやっていくためには、他社が時速100kmで走っている時に120kmぐらいで走行していては、すぐに追いつかれます。
バイクのスピード違反はいけませんが、業務のスピードに関しては、制限速度を大幅に超える猛スピードで、「あそこまではなかなか・・・」と相手に思わせてこそ、初めてまともな勝負になります。
スピードを速めるために、どこを強化し、何を捨てるべきか。
卯年の最後にじっくりと考えても良いのではと思います。
子供の頃、仮面ライダーには夢中になりましたが、私はバイクには全く興味がありません。
もし、転倒したらと想像しただけでも怖いので、乗りたいという気持ちもゼロ。
友人曰く、「風を切って走る一体感がなんとも言えず気持ちよい」らしいのですが・・・。
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