情報があふれる時代を一段高い視点から乗り切る
情報があふれる時代を一段高い視点から乗り切る
情報があふれかえっている中で、事例を自分ごと化するには、普段よりも一段高い視点から考える力が不可欠。慣れないうちは少したいへんかもしれませんが、この高い視点から考える力が身につくと、応用力ができるので、すごく楽になります。
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
クライアントさんとお話する時、よく使うのが、例え話です。
例えば、マーケティングで使うポジショニングという概念を分かってもらうために、「サッカーのFWは点を取るのが仕事ですが、ゴール前のどの場所にいるかで、得点力が大きく違ってきますよね」みたいな話をします。
普通サッカーで言うと、FW、MF、DF、GKといったように11人のポジションが決まっています。
最近ではもっと細かく分類して、同じディフェンスでも、センターバック、サイドバック、ミッドフィルダーなら、「トップ下はA選手で、ボランチはB選手とC選手が担う」のように言われて、各チーム毎にその役割が決まっています。
しかし、実際にサッカーの試合で得点を上げる、失点を防ぐためには、各場面毎にどういう位置取りをするかが違ってきます。
そして、サッカーの日本代表も、アジア予選で格下の相手と戦う時と、W杯本番で強豪国と対戦する時では、相手によって位置取りが変わってきます。
これらを踏まえた上で、「あなたが狙っている市場で、より確実に売上を上げるにはこのポジショニングがいいですよね」と説明すると、サッカー好きのクライアントさんなら、たいていよく分かってくれます。
また、FW、MF、DFといった各ポジションを部長、課長、係長という役職になぞらえると、「だから部長であるあなたは、こんな動きをしないとダメですよね」というように、マネジメントの話にも使えます。
しかし、これらの話を理解するにはサッカーのことをある程度知っているだけでなく
- FW=自社が当初考えていたポジション
- ゴール前におけるFWの位置取り=自社が今後考えるべきポジション
とか、
- FW=会社が規定する部長の役割
- ゴール前におけるFWの位置取り=自分で創意工夫する部長の役割
というように、事例を自分ごと化することが必要になります。
そして、これを実現するには、普段よりも一段
高い視点から考える力
が不可欠です。
慣れないうちは少したいへんかもしれませんが、この高い視点から考える力が身につくと、応用力ができるので、すごく楽になります。
今の世の中、情報があふれかえっています。
その中で、いかに必要な情報を自社のビジネスに活かしていくか。
ぜひ、普段から
高い視点から考える力
を意識しながら、主体的に情報を活用しましょう。
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Tag: マーケティング ポジショニング マネジメント 高い視点