会社経営とアイアンマンレースの共通ポイント
会社経営とアイアンマンレースの共通ポイント
すぐに資金調達できる上場企業と違い、中小企業の場合、資金調達するにしてもタイムラグを頭に入れてマネジメントしないと途中でガス欠になります。
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「お腹が空いてからでは遅いんです!」
今月アイアンマンレースに参加されたクライアントさんの言葉です。
水泳:3.8km、自転車:180km、マラソン:42.195kmをこなす過酷なレース。
私は最初の水泳で挫折しそうです(汗)。
各種目をこなす体力作りがベースになりますが、半日間以上有酸素運動を続けるので、エネルギーをどうやって補充していくかがレースの鍵を握っているとのこと。
例えば、おにぎりだと食べてから身体のエネルギーとして使えるまでに1時間半かかるため、お腹が空いてから食べると、その1時間半の間にエネルギー切れになります。このため、消化の良いジェリー等を常備して、定期的に補充していくことが求められます。
単に日頃から身体を鍛えるだけでなく、レース中のエネルギーのコントロールがポイントという訳です。
これは会社経営でもすごく参考になります。
資金繰りで言えば、お金が足りなくなってから動くのでは遅く、お金が足りなくなる前に対策を打つ必要があります。
商品を売るに際しても、
- そもそも売れるとは限らない
- 売れるとしてもすぐには売れるとは限らない
- 売れてもすぐにお金が入ってくるとは限らない
という状況が普通です。
したがって、おにぎりがエネルギーになるのにタイムラグがあるのと同じく、商品がお金に変わる際にもタイムラグがあります。
同じように、すぐに資金調達できる上場企業と違って、中小企業の場合、資金調達するにしてもタイムラグを頭に入れてマネジメントしないと途中でガス欠になります。
アイアンマンレースは1日で終わりますが、会社経営は10年、20年と続いていきます。
エネルギーが切れることを前提に前倒しで補充する。
来年を乗り切るための準備は万全でしょうか?
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