数字で今年を振り返る時のポイント|キャッシュフロー経営実践講座

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数字で今年を振り返る時のポイント

数字で今年を振り返る時のポイント

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

数字で今年を振り返る時のポイント

年末が近くになってくると、流行語大賞を始めとして、
「今年を振り返って」という企画が多くなります。

そこで、このブログのアクセス数を調べてみると、
ベスト3は以下のような結果になりました。
↓ ↓ ↓
第3位:経常利益率10%を達成するために

第2位:損益計算書と資金繰り表と貸借対照表は三位一体

第1位:3期連続赤字会社への提言


アクセス数は内容の他、ボリューム、動画の有無やタイトル名、
検索数が多いワードが含まれているかどうか等で左右されます。

このため、自分では「今日は上手く書けたなぁ」と思っていても、
あまり読まれなかったり、逆に「なんだか中途半端に終わった感じ」
だったものが、意外と評判が良かったりといろいろあります。


また、ウェブサイトで言えば、たとえアクセス数が多くても
資料請求に至らなかったり、契約に結びついたりしないと、
集客ツールとしては見直す必要があります。


感覚的にできた、できないと判断するよりは
数字をベースにして、その成果を図ることの方が説得力が増します


一方で、数字だけ見ればよいかと言えば、そうとは言えません。

その数字の持つ意味合いが大事になってきます。


例えば、テレビ番組の視聴率。

ビデオリサーチでは、今年10月から関東地区の世帯視聴率の測定方法を変え、
リアルタイム視聴と録画のタイムシフト視聴(放送日から7日以内)
を組合せた「総合視聴率」を公表し始めました。(「日経MJ」参考)


録画して番組を見る人が増えた今では、人気番組かどうかを判断する基準として
この「総合視聴率」の方が理にかなっているように思います。

けれども、録画の場合には途中のCMを飛ばして見る人が多いので、
テレビ局が広告単価を決める指標とするのはなかなか難しいそうです。


会社の活動の基準となる数字についても
「今年はこの指標を使ったから、来年も同じ指標で行こう」
と安易に決めることはできません。


1年の振り返りをするこの時期、

数字という客観的な指標をベースに実績を分析する

とともに、

この数字は指標として本当に意味があるか

をしっかり見直しましょう。

もしかすると、もっと実態に即した数字が見つかるかもしれません。


ところで、先のアクセス数ベスト3のうち、2つは2015年のもの。
年々進化を重ねるという点では、この数字にはちょっと反省です。


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