今どきの若者はかなり手強い?|キャッシュフロー経営実践講座

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今どきの若者はかなり手強い?

今どきの若者はかなり手強い?

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

今どきの若者はかなり手強い?

今週経営者向けのあるセミナーに参加したところ、
学生さんも何人か参加されていました。

質疑応答の時間になり、勢いよく手を上げた中には
学生さんも二人混じっていました。


自分の学生時代を振り返ってみると、
どの会社に就職するかということには関心があったものの、
どうやって起業するかには、まったく興味がありませんでした。

経営者に交じって質問した学生さんが
起業を志望しているのかどうかは分かりません。

けれども、少なくともその質問内容を聞く限り
どう働くかについて、私の学生時代に比べて
はるかに高い問題意識を持っていることが分かりました。


30年以上前であれば、そこそこ大企業に入っていればまず安心
と考えられていました。

でも、・・・・・。


先日学生時代の同期とちょっと早めの忘年会をやったのですが、
集まった9人のうち、最初に入った会社にそのままいるのは
3人だけという状況でした。

30年前にはおそらく9人のうち9人ともが
最初に入った会社に定年まで勤めあげると考えていました。

しかし、いざ蓋を開けてみると、三分の二の人は
最初に入った会社でのサラリーマン生活を全うしていない
という結果だったのです。


30年前の学生ですら、こんな状況なので、いわんや今の学生なら、
最初に入った会社でのサラリーマン生活を全うしようと考えていない
のは、当たり前なのかもしれません。


少子化が進んで、人材の取り合いはこれからもますます厳しくなってきます。

そして、運よく優秀な人材を採用できたとしても、
その人が最後まで会社に留まるとは限りません


特に中小企業は、大企業に比べると、どうしても安定性の面で見劣りする
と思われています。

また、より少ない人数で経営している以上、仕事が人に依存するので、
途中で人が抜けると大きな痛手です。


仮に安定性の点で劣後するのなら、どんな魅力やメリットを社員に提供できるか

そして、たとえ人が交代してもレベルを落とすことなく仕事を継続していけるのか


学生の問題意識がより高くなっていることを踏まえると、

中小企業が人材を有効活用するためのハードルはますます高くなっている

のを感じました。


あなたの会社では、人材を有効活用するために何か手を打っておられるでしょうか?


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