ビックカメラで「進歩」を学ぶ|キャッシュフロー経営実践講座

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ビックカメラで「進歩」を学ぶ

ビックカメラで「進歩」を学ぶ

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

一昨日は「1人バイト総務部立ち上げサービス」の第3回目の説明会を開催しました。

お陰様で全3回開催しました説明会にご参加いただきました方々との導入検討会や、
お申込みいただきました会社へのサービスが本格的に始まっております。

ありがとうございます。


さて、その説明会開催当日。我が家の洗濯機がついに壊れました。

2000年に海外から帰国した際に購入したものなので、足かけ15年。
よく今まで頑張ってくれたと思います。

そこで、説明会を終えて帰宅する前に新宿のビックカメラに
洗濯機を買いに行きました。

PDCAサイクルを回してこそ進歩あり

売り場に行って驚いたことが二つ。


一つはタテ型がまた主流になっていたこと。


洗濯機と言えば、一時期ドラム式が流行っていました。

でも、今は隅に追いやられている感じで、応対してくれた店員さんも
ドラム式については一切触れませんでした。


もう一つは、洗濯機の寿命が以前よりも短くなっていたことです。


やはり15年は丈夫な方で、さすがP社製だと思います。

このため慣れていることもあり、今回もP社製を購入。
でも、新たに購入した洗濯機は耐用年数は7年という表示でした。


昔に比べると、洗濯機も電子制御部分が増えています。

このため、どうしても水に塗れたりすると、本体は問題なくても、
電子機器のところが壊れてしまうことがあるそうです。


この二つのことからふと思ったのは

進歩ってなんだろう?

ということ。


以前洗濯機売り場に行った時はドラム式がずらりと並んでいました。

P社であれ、H社であれ、T社であれ、猫も杓子も右へならえ
ドラム式を作っていました。


恐らくドラム式の洗濯機にもタテ型の洗濯機にも
それぞれメリット、デメリットがあるかと思います。

詳しい技術的な背景は知りませんが、他社が一斉にドラム式に流れた時に
「いや、我が社は引続きタテ型で行く!」
という主張や考え方はなかったのでしょうか。


また、電子部品の採用にしてもそうです。

技術の進歩に伴い、「衣服にやさしい洗い方です」「泡立ちがすごいです」
「カビが生えにくいです」というメリットが増えることは素晴らしいことです。


一方で、洗濯機は生活必需品。
まずは何よりも丈夫で長持ちすることに価値があります。

この観点からすると、必要以上に電子制御部分を増やし、
かえって製品自体の寿命を縮めるのは本末転倒です。


進歩とは今までできなかったことができるようになること。

多少の回り道や紆余曲折があっても、
一歩一歩歩みを積み重ねていく中で進歩があります

このためにはPDCAサイクルを回しながら最適な解を見つけ続ける
努力が必要です。


「他社がやっているからウチもやる」では、やがて頭打ちになります。


本質は何かを自分自身で見極めた上で
自社としてやるべきことを明確にする

洗濯機売り場で得た教訓です。


1日の寒暖の差が大きいので、風邪をひかれている人も多いようですね。

人も洗濯機も丈夫がなにより。
健康管理にはご留意の上、素敵な週末をお過ごし下さい。


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