中小企業の経営者はウルトラマンの父に学べ
中小企業の経営者はウルトラマンの父に学べ
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
ウルトラマンにウルトラセブン。
子供の頃に夢中になったヒーローです。
そんなヒーローの生みの親が特撮の神様と言われる円谷英二さん。
一昨日まで新宿高島屋で開催されていた「円谷英二 特撮の軌跡展」に私も行ってきました。
今では映画もテレビもCG流行り。
すごくリアルな映像であっても、実際にはコンピューターで作ったシーンだったりします。
一方、円谷さんが活躍されていた時代は今ほどコンピューターが発達していません。
このため、
ミニチュアセットを作ることで、等身大のウルトラマンを大きく見せる
ワイヤーで宙づりにしたウルトラセブンの背景を動かすことでマッハ7で空を飛ぶ
を実現されていました。
さすがに大人になって昔の映像を見ると「これはいかにも作り物だ」というアラが目につきます。
けれども、当時の子供たちにとって、ウルトラマンの世界はリアリティに満ちていたのです。
さて、会社経営においても、投入できる予算や使える技術が限られているために理想の商品が思った通りに作れないということがあります。
「プロに頼めば、もっといいものができるのにそこまでのお金がない」
「本当はこの機能をつけたいが、それだと原価がかかりすぎて難しい」
こんなお悩みを経営者からお聞きすることがあります。
もちろん誰しもより良いものを作りたいのはやまやま。
けれども、理想ばかり追求していても事業は長続きしないのも事実です。
そこでは、
限られたリソースの中でどうやってより良いものを生み出すか
という知恵と工夫の勝負になります。
円谷英二さんの名言の一つが
「ないものは作ればいい。金に困ったら発明すればいい」
50年近く前に誕生したヒーローが今でも輝いているのは、作り手の知恵と工夫がたくさんつまっているからです。
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