事業計画は根拠ある仮説
事業計画は根拠ある仮説
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
選挙では、開票率0%でも当選確実が決まることがよくあります。
選挙期間中のリサーチや投票直後の出口調査の結果を踏まえ、報道各社が当選確実を決定します。
おそらく統計学の手法を使って選挙結果を予想する訳ですが、投票終了とほぼ同時に結果が分かるというのは毎回とても不思議な感じがします。
さて、一方の事業計画。
事業計画はあくまで仮説です。
仮説なので、
実績が予想通りの数字になる
こともあれば、
実績が予想と大きくぶれる
こともあります。
また、仮に実績が予想通りの数字になる場合でも、「たまたま最後はその数字になった」というケースと、「作戦通りの結果が出た」というケースでは事情が大きく異なります。
「当選確実」の予想が外れると問題ですが、「事業計画」の予想は外れて当たり前。
大切なことは、予想が外れた時にどう対応するかです。
事業計画で求められるのは、進捗率0%で結果をぴたりと予想することではなく、進捗率20%で予想の間違いを修正できる機動力と柔軟性です。
この点、算出根拠のない事業計画を作っても意味がないので、注意しましょう。
★下記のフォームにお名前とメールアドレスをご登録いただければ、最新発行分より「超キャッシュフロー経営通信」【UCF】をお送りさせていただきます。ぜひご登録下さい。