ジャパネット高田社長の教え
ジャパネット高田社長の教え
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「どんな商品でも良さを分かってもらうには、プロ意識を持って徹底的に伝える。10回であきらめてはダメ。100回でもダメ。伝え切ったと思った瞬間、絶対に売れる。」
これは、通販番組で有名なジャパネットたかたの高田社長の言葉です。(平成26年1月17日付け「日経MJ」より)
経営危機を防ぐ会社の内部要因として、
「気づく」
の次に大事なことは
「伝わる」
です。
私もサラリーマン時代、「何度同じことを言わせるんだ!」と上司から怒られたことがあります。
しかし、何度、何回という時、その回数はせいぜい1~2回です(苦笑)。
伝える側は「1回言えば分かるでしょう」と思っているのに対し、伝えられる側は、「そう言えば、そんなふうなことを聞いたことがあるかも」というのが関の山。
もちろん、すべてのことが1回で伝わるのは理想。
けれども、高田社長が言うように「徹底的に伝える」ためには
「10回であきらめてはダメ。100回でもダメ。」
「伝わる」ためには
伝える+諦めずに伝え続ける根気
が必要です。
あなたの会社の中では「その件は昨日メールを送ってますけど」で、大半のことが済まされていないでしょうか?
また、社員の間で「あの上司にはいくら言ってもダメ」という雰囲気がまん延していないでしょうか?
この点、最近はしつこい会社が少なくなっていると感じています。
会社の社内体制が「伝わる」姿勢になっているか
愚直な繰り返しが求められています。
次回は経営危機を防ぐ内部要因の第3ステップについてお話します。
★下記のフォームにお名前とメールアドレスをご登録いただければ、最新発行分より「超キャッシュフロー経営通信」【UCF】をお送りさせていただきます。ぜひご登録下さい。