企業がめざすべきゴールとは
企業がめざすべきゴールとは
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
台風18号の影響はいかがだったでしょうか。
私も外出の予定をキャンセル、自宅で待機しておりました。
そのお蔭と言ってはなんですが、ようやく読み終えたのが、楠木建さんの「ストーリーとしての競争戦略」です。
2010年出版のベストセラーなので、既にお読みになった方も多いかもしれませんね。
私も買ったのはずいぶん前だったですが、500ページにおよぶ大著。
長らく積読状態でした(苦笑)。
その本にも書いているのですが、「企業がめざすべきゴールとは、本当のところ何なのでしょうか。」という質問に対して、競争戦略としての答えは、利益です。
もちろん、企業がめざすべきゴールとして、シェアを上げる会社もあれば、成長を掲げる企業もあります。
また、「顧客満足が大事だ」「いや、社会貢献が一番だ」と主張される経営者もおられるかと思います。
けれども、楠本さんは「利益の最大化が企業の究極のゴールだ」と主張されています。
なぜ、そうなのかは長いストーリーになるので、ここでは省略しますが、私もこの意見には賛成です。
もちろん、利益と言っても、「四半期の単位の瞬間風速的な利益」ではありません。
目指すのは「長期にわたって持続可能な利益」です。
つまり、「五年、十年と持続可能な利益を追求するというのがまっとうなゴールの置きどころ」という訳です。
来月10月17日(木)に開催する
で、私と一緒に講師を務める「業務提携契約専門の行政書士」遠藤祐二先生が共通してお伝えするのも、10年、20年と長期に渡ってビジネスを続けるためのノウハウです。
事業計画も業務提携契約もその場限りの付け刃的な対応では長続きしません。
「長期にわたって持続可能な利益」を実現するための基本のきを習得していただければ嬉しく思います。
ところで、「利益の最大化が企業の究極のゴールだ」というのと、「ゼニ儲けがすべてだ!」という話は異なります。
どこがどう違うのか?
まだお読みになっておられない経営者がおられましたら、秋の夜長に、「ストーリーとしての競争戦略」を一読されることをお薦めします。
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Tag: 利益の最大化 持続可能な利益 ストーリーとしての競争戦略