一社に一枚資金繰り表
一社に一枚資金繰り表
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
最近資金繰り表を自ら作り始めたあるクライアントさん。
今月の売上も好調で、このままだと3ヵ月連続して月間売上高の記録を更新しそうな勢いです。
資金繰り表と言うと、なんとなく
- お金が足りない
- お金に困っている
というイメージに結びついています。
実際、
お金が足りない
↓
銀行からお金を借りたい
↓
資金繰り表を提出するよう言われた
↓
資金繰り表の作り方が分からない
ので、弊社にご相談に来られる会社も少なくありません。
このため、一般的には、資金繰り表=守りのイメージが強いのではないでしょうか。
一方で、資金繰り表を作っていると、「大口の受注が決まった!」「財務状況が大幅に改善した」というように、業績アップにつながったという話をよく聞きます。
そして、つい最近も冒頭でご紹介したように、私のクライアントさんが同じ体験をされました。
では、なぜ守りのイメージが強い資金繰り表を作成していると、業績アップにつながるのでしょうか?
この点、私自身、過去の経験値としては言えても、まだ明確な論拠を示せる訳ではありません。
しかし、最近、資金繰り表は成功の7プロセスに合致しているということに気がつきました。
この「成功の7プロセス」というのは経営コンサルタントの柳生雄寛先生に教えていただいたものです。
そこで、次回以降、成功の7プロセスに沿って資金繰り表を検証していきます。
ところで、中小企業のうち、資金繰り表を毎月作っている会社は二割もいないと言われています。
つまり、「大事だ」、「大事だ」と言われながら、実際に資金繰り表を作成している会社は少数派であるのが現実です。
私がもし政治家なら三本の矢についで
一社に一枚資金繰り表
を景気回復の施策として安倍首相に提案したいと思います。
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