数字の持つ意味を伝える
数字の持つ意味を伝える
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「僕は早く寝るんですよね。だいたい夜10時ぐらいには寝ています。その代わり朝は早く起きるんですよ。」
「何時に起きるの?」
「7時ごろです!」
先日外出から帰った時、SMAPとダウンタウンがトークしている場面をテレビでやっていました。
そして、SMAPのメンバーである草彅君が夜は10時に就寝しているという話題で盛り上がっていたのです。
最初「朝は早く起きる」というフレーズを聞いた時、一瞬、私は「4時か、5時ぐらいには起きるのかなあ」と想像しました。
このため、草彅君が「7時に起きる」と言った時、「それって別に早くないじゃん」と思ったのです。
草彅君の発言に対して、キムタクはすかさず、「お前、それ寝過ぎじゃなねぇ?」とツッコミをいれていましたが、中居君は「それ、はえなあ~」と感心していました。
夜遅くまで仕事をする芸能人にとっては中居君が感心したように、朝7時に起きるのは早いことなのかもしれません。
しかし、8時や9時から仕事を始める社会人にとっては、朝7時に起きることはけっして早起きではないのではと思います。
経営者が指示を出す時には「早く」ではあいまいです。
やはり、数字を使って「7時に」と具体的に指示しないと意図がきちんと伝わりません。
一方で、「7時」と言っても、人によっては、「早いなあ」と思う人もいれば、「全然早くないじゃん」と感じる人もいます。
このため、経営者が指示を出す際には数字を使って具体的に伝えることに加えて、数字の持つ意味をきちんと伝えることが必要です。
ちなみに今日私は6時起き。
草彅君よりは1時間早く起きました(笑)。
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