物事の本質を見極める目を養う
物事の本質を見極める目を養う
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
大型連休の前半は天候にも恵まれたので、外出されている方も多いようですね。
昨日は所用があって、昔住んでいた世田谷に行ってきました。
私は小学校5年生の時に、大阪の河内長野市から東京の世田谷区に引っ越してきました。
まずびっくりしたのが、家の近所でテレビドラマの撮影をやっていたこと。
「すし屋のケンちゃん」、「ケーキ屋ケンちゃん」などで知られる子供向けドラマ、ケンちゃんシリーズのロケが時々行われていたのです。
田舎から出てきた子供にとっては「テレビで見た人が目の前にいる!」というのはかなり驚きでした。
「やっぱり東京は違うわぁ」と思ったものです。
さて、顧客資産の流失が問題となっているMRI。
投資された方の中には「有名人が出ている情報誌も送られてきていた」ということで、信用されていた方も多いようです。
有名人が出ている
↓
お金を使っている
↓
きちんと経営できている
↓
信頼できる
という流れはあります。
しかし、これを逆手にとれば、
信頼を得たい
↓
きちんと経営しているふりをしたい
↓
お金が豊富にあるように見せたい
↓
有名人を利用する
ということもありえます。
小学校5年生の少年はテレビに出ているタレントさんを近くで見てテンションがあがりました。
けれども、50歳を過ぎたおじさんは、たとえ有名人がCMに出ていても、「この人は本当にこの商品を使っているのかなあ?」「これだけの広告宣伝をしても、きちんともうかるサービスなのか?」といった見方ができるようになりました。
情報が氾濫する中、表面的なことを取り繕って目先をごまかそうとする動きは少なからずあります。
会社で事業に投資するに際にも
物事の本質を見極める目
が大切ですね。
ところで、ケンちゃんシリーズで草野球の撮影をしていた場所には立派なマンションが建っていました。
今思うと、40年前の世田谷はまだ畑や空き地が多く、ドラマの撮影もやりやすかったということかもしれません。
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