事業計画書で伝わるもの|キャッシュフロー経営実践講座

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事業計画書で伝わるもの

事業計画書で伝わるもの

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

事業計画書で伝わるもの

先日のセミナーの際、ホームページ等に載せるべく、写真を何枚か撮りました。

セミナー中は動き回ることが多いため、受付を始まる前にも何枚か撮影したのですが、帰宅後、写真を比べてみると、セミナーが始まる前の写真はどうもインチキくさいのが分かりました。

同じようなポーズの写真であっても、セミナー中の写真は、どことなくしっかりやっている感があるのに対し、開始前の写真は、まだどこか気合いが足りない感が漂っています。


よくスポーツ選手は試合中と試合前では顔つきがまるで違うと言われますが、写真として客観的に自分の顔や姿を比べてみて、こんなにも違うのかと改めて驚きました。


人の場合は、顔つきなどで比較的分かりやすいかもしれませんが、以前あるSNSのサイトにランチで食べたお蕎麦の写真を投稿したところ、ある方から、「恥ずかしそうに撮っている雰囲気が伝わってきます」というコメントをいただきました。


それは、SNSに投稿すべく、iPhoneのカメラで初めて撮ったランチの写真だったのですが、見る人が見ると、撮影した人の様子や気持ちまで伝わってしまうということなのかもしれません。


さて、写真に関しては私は素人なので、その微妙な違いまではよく分かりませんが、

事業計画書や決算書の数字を見ていると、会社の姿勢がなんとなく伝わってくる

のは分かります。


事業計画書「来期は売上高で1億円を目指します!」という目標が掲げられていても、

  • 単に数字を積上げているだけなのか
  • 真剣に達成すべく練りに練った数字なのか

はどことなく分かってしまいます。


事業計画書の場合は、将来の予想を織り込むため、まだ誤魔化しようはあるかと思いますが、決算書になると、過去の実績になるので、

数字をよりよく見せようとしているのか

実態をできるだけ正直に現そうとしているのか

も、よりストレートに伝わってきます。


これらの会社の姿勢やスタンスは、なかなか自社だけでは気がつきにくいもの。

そして、銀行などの金融機関はこれらの違いに気づいていても、親切に教えてくれる訳ではありません。


事業計画書や決算書を作る場合、完成したら、一度

(金融機関ではない)第三者に見てもらい率直な意見を言ってもらう

と、いろいろと気づきがあります。


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Tag: 事業計画書 決算書 会社の姿勢

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