お金で時間を買う業務を見極める
お金で時間を買う業務を見極める
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
弊社は6月決算。
このため、今月末が法人としての確定申告書の提出期限となります。
この決算作業について、弊社では100%アウトソーシングしています。
創業の時からお世話になっている税理士事務所が毎年きっちりと書類を作成してくれます。
先日も最終的に数字を確認して署名、捺印し、書類を提出したところです。
「資金繰りと時間」の話で言えば、この決算作業に関しては、私の使える時間を大幅に短縮できています。
今は会計ソフトでも簡単に使えるものが売っています。
また、弊社の場合、それほど複雑な業務をやっていません。
このため、やろうと思えば自分でも決算作業をやることはできます。
もし、自分でやれば、税理士事務所に毎月お支払している顧問料分の費用が浮きます。
そして、経費が削減できた分、資金繰り的には楽になるはずです。
しかし、決算作業に関して言えば、
- 数字を間違いなく計算して正確にやること
と同時に
- できるだけ早く数字を出すこと
が大切です。
この点に関して言えば、私の作業効率が税理士事務所の作業効率を上回ることはありません。
また、決算で取扱うのは過去の数字。
過去の成績を振り返ったところで、半年後の資金繰りが楽になる
ことはありません。
であれば、そこに時間と労力をかけるよりは、
今後の売上や利益につながる活動に注力した方が良い
と判断しています。
もちろん、当社の場合、経理専任のスタッフを雇うまでのボリュームがまだないという前提での話になります。
また、決算作業の場合は、直接収益と結びつくものではありません。
このため、「お金で時間を買う」かどうかの判断が比較的しやすい部類の業務と言えるかもしれません。
そこで、次回は、
将来的には収益に結びつくかもしれない
業務について考えてみたいと思います。
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