女性の活躍推進は20年遅れ?|キャッシュフロー経営実践講座

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女性の活躍推進は20年遅れ?

女性の活躍推進は20年遅れ?

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

女性の活躍推進は20年遅れ

再来週弊社の取締役がある会社さん主催のセミナーで
コアコンセプト・マーケティングをテーマに講師をやらせていただくのですが、
同社では社長を始めとして女性の方がご活躍されています。

また、今週参加した交流会でも女性のプロ人材紹介に特化した
サービスを展開しておられる会社の方とお会いしました。


今や女性の活躍推進が一つのキーワードになっています。


しかし、・・・・・。


私が20年前にフィリピンに赴任した時、驚いたことの一つが

女性の活躍の場が広い

ということでした。


当時の日本では、銀行で女性初の支店長が出たことが話題になっていた頃、

発展途上国の一つと見られているフィリピンで
銀行でも女性の役員が当たり前にいる

という事実に直面した時、かなり驚きました。


日本で男女雇用機会均等法が制定されたのが1985年で、
翌1986年から施行されました。

私が社会人になったのが、その1986年ですが、
同期の総合職が250名ほどいる中で、女性は10名ほど。

優秀さでは当時も女性が上回っていたと思いますが、
数の点から言えば、男性が圧倒的でした。


それから10年経った1996年に私はフィリピンに行ったのですが、
地場の銀行では、優秀さにおいても、数においても
女性は男性にけっして負けていませんでした。


ここで、申し上げたいのは

自分の会社の中や日本に閉じこもっているだけでは
世界の流れから取り残される

ということです。


「どうせ女性なんか・・・」「どうして外国人を?」

という考えで経営しているとすれば、いずれ限界にぶち当たります。

女性の活躍推進がキーワードになること自体
少なくとも日本はフィリピンに比べても20年以上は遅れています。


自分のペースを守ることは大事。

でも、自分のペースが世界的に見てどうなのかを知っておく必要はあります。


どん欲に学び、愚直に動き続ける。

ビジネスを3倍速にするぐらいで、世界的にはようやく普通のスピード
と言えるのかもしれません。


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