お金と情報は意識して回転させる:バランス感覚(その1)
お金と情報は意識して回転させる:バランス感覚(その1)
お金と情報は溜まると腐るので、常に意識的に回転させよ
お金が回る流れを大きくする
お金は溜まると腐る
借金がどんどん溜まってくると、気持ちが落ち込んできます。
一方で、お金がどんどん溜まることは一見するととても良いことのように思えます。
けれども、必要以上にお金が溜まってくると、ある人はお金の使い方が雑になったり、ある人はお金を減らさないことに重きを置いて、本来経営者として取るべきリスクを取らなくなったりします。
情報は溜まると腐る
一方で、情報。
誰もが気軽に情報を発信している中、今日は正しいと思われた情報が明日も正しいとは限りません。
このため、きちんとした思考を働かせずに情報を溜めることばかりに囚われていると、古い情報を基に誤った経営判断を下すことにもなります。
お金を意識して回転させる
会社経営にとって大切なことは、長期的にキャッシュフローを最大化させること。
つまり、手元にある500万円を減らさないことに苦心惨憺するのではなく、「300万円をどう使えば、1,000万円の売上に結びつくのか?」創意工夫することです。
お金は回転しない限り、長期的には増えません。
情報を意識して回転させる
そして、情報も常に整理することで、古い情報は捨て、常に最新の情報をアップデートすることを念頭に置きましょう。
この時、注意しなければいけないのは、古い、新しいを単に時系列で捉えないことです。
今日の情報が常に正しいとは限りません。
- 1週間前に聞いた情報と何が違うのか、
- その違いはどこから来ているのか
- 情報発信者の意図は何なのか
情報は主体的に集めてこそ、あなたの血となり、肉となります。
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