楽しくなければ数字じゃない!|キャッシュフロー経営実践講座

キャッシュフロー経営実践講座

楽しくなければ数字じゃない!

楽しくなければ数字じゃない!

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

数字が分かれば会社経営も楽しくなります。

以前事業計画についてご相談があったクライアントさんから

「おかげでお店に戻ってからも頭がクリアになっていて
 気持ちよく仕事出来ちゃいました」

という感想をいただいたことがあります。


普段経営者の方とお話していて感じるのは

経営者は自社の商品やサービスに関して概略の数字はつかんでいる

ということです。


まぁ考えてみれば、

自社の商品の値段を最終的に決めるのは経営者

ですし、

サービスが売れているか、売れていないかもよく分かっているのは経営者

なので、当たり前かもしれません。


けれども、これが

  • 決算書の中味を説明する
  • 資金繰り表を作る
  • 事業計画に落とし込む

という段階になると、

「なんだか頭がこんがらがってくる」

という場合があります。


一つの理由は、例えば

お店の改装費用をするのに300万円かかった

という時、決算書では

200万円は会社の設備として資産計上

100万円は経費として経費として計上

というように数字が分かれることがあります。


また、決算を締める際に費用収益対応の原則から

「100万円は12月分の経費だから今期の費用ですが、
 あとの100万円は前払費用として資産になります」

という話になってくると、

「200万円は今月中に払っているのによう分からん」

と頭が混乱してきます。


そして、たいていの経営者は、

「毎月A社には50万円ずつ払っている」

ということは認識していても、

その50万円が勘定科目では何に該当するのか

についてはあまり興味がありません。


このため、会計の規則に沿った形で数字が並んでいる書類を見ても、

「今一つピンとこない・・・」

ということがあるのではないでしょうか。


会計の視点から会社の数字をアプローチしようとすると、
どうしても会計に対する知識が必要になってきます。

でも、業務の視点から会社の数字にアプローチすると、
経営者の理解度は驚くほど深くなります


冒頭のクライアントさんも、ご相談の時に

料理の平均単価はいくらですか?」

「夜は何人ぐらいの客数を見込んでいますか?」

アルバイトの時給はどうされますか?」

というように

業務の視点から数字を理解してもらう
 ↓
それを事業計画に落とし込む

というプロセスを経たことで、「頭がクリアになって」いただきました。


最近「超キャッシュフロー経営」という言葉を使い始めてから気がついたのは

「超」という言葉がついているだけで、より高度なもの、より難しいものと感じる

経営者がおられるということ。


しかし、実態はまったく逆で、「超キャッシュフロー経営」が目指すのは

たとえ会計や経理の知識がゼロであっても
経営者が会社経営に最低限必要な数字を把握する

ということです。


そこで、今週からホームページに新たにQ&Aのコーナーを設けて
動画も活用しながら、会社の数字に関する基本事項の解説も始めました。

超キャッシュフロー経営のQ&Aは「こちら」です。


これから随時、解説項目を増やしていきますが、

「〇〇について分かりやすく説明してほしい」

ということがありましたら、ぜひ弊社までご連絡下さい。

ご要望の多かった項目については優先的に動画でも解説していきます。


一瞬難しく見える会計の壁を突破してぜひ頭をクリアにしましょう!

経営者が数字を見て楽しい状態になっていれば会社の業績も必ずアップします。


★下記のフォームにお名前メールアドレスをご登録いただければ、最新発行分より「超キャッシュフロー経営通信」【UCF】をお送りさせていただきます。ぜひご登録下さい。

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