経営者は先手必勝|キャッシュフロー経営実践講座

キャッシュフロー経営実践講座

経営者は先手必勝

経営者は先手必勝

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

経営者は先手必勝

私はリンク先のURLを表示する時に短縮URLサービスBitlyをよく使います。

このBitlyは、

・長いURLを短くできる

・自分の好きなようにURLをカスタマイズできる

・いつ、いくらクリックされたかを管理できる

なのでとっても便利です。


ところが、先日新しくリンクを貼ろうとして
Bitlyのサイトにアクセスしたところ、

「アクセス先のサイトで不正なソフトウェアを検出しました」

というメッセージが!


そして、「もしや???」と思って、
私が過去にBitlyで作成したURLをクリックしたところ、やはり、

「アクセス先のサイトで不正なソフトウェアを検出しました」

というメッセージ!!


最終的なアクセス先に問題はなくても、
Bitlyで作成したURL経由のアクセスがブロックされてしまったのです。

この問題、翌日には解決しており、私が作成したURLに対するブロックも
解除されました。


比較的すぐに問題が解決したので良かったのですが、
もし問題が長期化していたら、

過去に作ったリンクがブロックされる
 ↓
ウェブサイトにアクセスしてもらえない
 ↓
情報の発信力が弱まる
 ↓
問い合わせが減る
 ↓
売上が減る

ということもあるのではと一瞬頭をよぎりました。


このように便利なものにはついつい依存しがちですが、

便利なものに依存しすぎると、
それが使えない状態に陥った時に一瞬にして逆風となる

のが普通です。


便利なものの中には

ウェブサイト、ブログ、Facebook、Eメール

といったツールの他に、

いつも仕事を発注してくれる取引先

も含まれます。


毎月定期的に注文してくれる取引先は会社にとってはとっても便利な存在です。

長年の付き合いがあり、こちらから特に営業しなくても
一定の売上を確保してくれる先は本当にありがたいですね。


けれども、・・・

考えたくはないかもしれませんが、

あなたの会社にとって便利な存在である取引先が
永久にあなたの会社にとって便利な存在であるとは限らない

のが現実です。


ライバル会社に乗り換える

社長が交代して方針が変わる

業績不振で倒産してしまう etc.


原因はいろいろあります。

そして、あなたがいくら頑張ってもその逆風をどうにもできない
ことだってあります。


だからこそ、

便利なものがなくなった時にどうなるのか

というのは、

10年、20年と長く経営を続けていく上では
想定内の事項の一つとして検討項目の中に入れる

べきです。


前職のベンチャー企業の時、業績悪化した直接の原因は
大型プロジェクトの頓挫ですが、その背景には

売上を1社に依存していた

ということがあります。


もちろん、

売上を1社に依存することは危険である

という認識は頭の片隅にありました。


けれども、

「目の前の大型プロジェクトをなんとか成功させよう」

と一所懸命になるあまり、ついつい

便利なものがなくなった時にどうなるのか

というシミュレーションは後回しにしていたのです。


落とし穴は落ちる前にはなかなか気づかないもの。

しかし、感覚を研ぎ澄ましていると、

「なんか怪しそうだ」

と感じることがあります。


そして、

「怪しい」、「変かも」と感じたら早めに検証する

ことが大事。

後回しは時には命取りです。


★下記のフォームにお名前メールアドレスをご登録いただければ、最新発行分より「超キャッシュフロー経営通信」【UCF】をお送りさせていただきます。ぜひご登録下さい。

コメント


認証コード2223

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.6.0
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional