数字の単位を変えて会社を成長させる|キャッシュフロー経営実践講座

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数字の単位を変えて会社を成長させる

数字の単位を変えて会社を成長させる

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

数字の単位を変えて会社を成長させる

「髪の毛が後退しているのではない、私が前進しているのだ」

先日、知人がFacebookで孫正義社長の名言として紹介していた言葉。

薄毛が気になる私は思わず「いいね!」を押してしまいました(笑)。


さて、その孫社長、創業してすぐの頃に、

「豆腐屋を目指す!」

と社員に向かって宣言したそうです。


そのココロは

「一丁、二丁と、丁(兆)で数える会社」


そして、孫社長率いるソフトバンクの前期の売上高は

6,666,651百万円

宣言通り「兆」で数える会社になっています!


孫社長が本当に「豆腐屋を・・・」と言ったかどうかは分かりませんが、
業績を伸ばす上で

数字の単位

を意識することは大事です。


例えば、新規事業で売上高で3億円を目指すという時。

300,000,000円

いかがでしょうか?


0が8個も並んでいるせいかもしれませんが、かなり大きな数字に感じます。


では、

300,000千円

だとどうでしょうか?


円単位の3億円と比べると、なんとなく小さい数字になったように感じます。

でも、まだ少し手が届かない気もします。


そして、

300百万円


こうなってくると、

1個100万円の商品を300個売ればいい

とか、

300万円のサービスを100人に提供すれば達成できる

という発想が出てきます。


つまり、3億円の売上高を目指すという時

円単位で考えていると、

相当な数の商品を販売しないとダメ
 ↓
ウチにはそんな営業力はない
 ↓
3億円の売上高なんてかなりハードルが高い

という思考に陥りがちです。


一方、百万円単位で考えれば

販売する個数は多くても300個
 ↓
これぐらいならなんとかいけそうだ
 ↓
今の商品に付加価値をつければ達成できるかも

という見込みが立ってきます。


もし、あなたの会社が今よりも一段高いレベルの業績を目指しておられるのなら

数字の単位を変えて検討する

というのは有効な手段です。


創業して間もない頃など、まだ売上が不安定な時期は
円単位できっちり数字を把握した方が安全です。

けれども、ある程度売上が安定してきたら
千円単位で大きな流れをつかむことも大事です。

そして、億超えの売上を目指すなら、
少なくとも売る商品の価格を百万円単位で考えた方が
より確実に目標の数字に届きます。


先日も、あるクライアントさんから

「もうすぐ30契約目がとれそうです!」

というご報告をいただきました。


このクライアントさんは単価が200万円以上の商品を扱っておられるので、
この調子でいくと来期あたりは億超えの売上も達成できそうな勢いです。


孫社長のように兆で数える会社を目指すのはなかなか難しいと思いますが、
百万円単位で発想できる会社にするのは土台がしっかりできていれば可能です


会社の成長に合わせて数字の単位を上げていく

ぜひ、挑戦して下さい!!!

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