店舗経営で差がつくポイント
店舗経営で差がつくポイント
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
先月開催したセミナーの中で、
「この飲食店はなぜ3ヵ月で資金繰りが回らなくなったのか?」
というケーススタディをやってもらいました。
ご参加いただいた方々のご回答の中で一番多かったご意見は、
「料理がまずかったから!」
でした(笑)。
もちろん、飲食店で料理が美味しくないのは致命的。
まずい店は遅かれ早かれ廃れていきます。
一方、銀行が融資を検討する際、料理が美味しいか、まずいかまでを含めて判断することは事実上無理。
銀行が融資を決める際に料理が美味しいか、まずいかよりも、重視しているのは
経営者が数字を分かっているかどうか
です。
そして、数字が分かっているかどうかを判断する際の決め手の一つが
集客ができるかどうか
です。
私もいろいろな店舗を見てきましたが、
「ウチの料理は美味いんだから黙っていても客は必ず来てくれる」
「カットの腕なら誰にも負けない」
という考えに固執し、集客に関して手を抜いているお店はことごとく失敗しています。
店舗を運営していく場合、お店の周りにはどんな人がいるのかが分かっていないとトンチンカンな集客になります。
また、今やスマホユーザーが5割を越えようという時代。Facebookのようなソーシャルメディアを有効に活用しないと、集客も上手くいきません。
集客では何をやるべきなのか。
これは会社のお金を何に使ったらよいのかの基本になる部分です。
ところで、ある飲食店の経営者にお話をお伺いしたところ、一連の食材偽装問題に関連して、テナントのオーナー側から
「食材の表示に問題ないか」
「『新鮮』、『直送』、『〇〇産』はきちんと証明できるものなのか」
もう一度見直しするよう通達があったそうです。
店舗経営者もやることがもりだくさんですね。
★下記のフォームにお名前とメールアドレスをご登録いただければ、最新発行分より「超キャッシュフロー経営通信」【UCF】をお送りさせていただきます。ぜひご登録下さい。