日頃からの備えでピンチを乗り切る
日頃からの備えでピンチを乗り切る
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
昨日は日経トップリーダーの経営セミナーに参加してきました。
冒頭、日経トップリーダーの伊藤編集長が挨拶をされたのですが、編集長は主催するセミナーの際には、「毎回USBにプレゼン用のデータを入れて持参している」そうです。
つまり、万が一セミナーの講師の方が欠席されるような場合、「代わりに1時間は自分で話ができる」よう準備をされていたのです。
昨日のセミナーは三部構成。
第一部はオイシックス株式会社の高島社長
第三部はエステー株式会社の鈴木会長
がご登壇されて話をされました。
しかし、第二部では当初講演を予定されていた社長が体調を崩されたため、同じ会社の方が代わりに話をされました。
結果的には編集長の出番はなかったのですが、日頃からの備えの大切さを改めて認識しました。
さて、会社の資金繰りにおいても「今月末には必ず振り込みます」と言われていた売上が入金されなかったり、「支店長のOKが取れました」と言われてほっとしていたのに、融資が突然ダメになったりということが起きます。
私も
- サイン入りの海外送金依頼書をわざわざFAXで受け取って確認したのに肝心の出資金が入金されなかった
ことや
- 「監査法人の指摘があったので、売上代金と預けてある保証金を相殺します」と一方的に通告されて冷や汗を書いた
ことが何回かあります。
お金は水物。
預金口座に入金される、もしくは現金として手にするまではあてになりません。
そこで、
もし予定してるお金が入らなかったら当面どうやってピンチをしのぐか?
については、日頃から頭の片隅に入れておくことをぜひ励行して下さい。
セミナー当日も待ったなしですが、資金繰りも待ったなし。
突然万が一の時が起きた時は抜本的な対策を打つのは困難です。
- 手持ちの上場会社の株を売る
- 保険の貸付制度を利用する
- カードローンの空き枠を使う
など
すぐに使えるお金がいくらあるのかを時間のある時に書き出しておく
と良いかもしれません。
ところで、昨日ご講演いただいたエステー株式会社の鈴木会長の持論は「勉強は身体に悪い!」
この話はとても面白かったので、また別の機会にご紹介したいと思います。
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