銀行借入で8月が大切な理由
銀行借入で8月が大切な理由
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「7月は終わっちゃったけれど、まだあと1ヵ月あるからいいかあ」
小学生の頃、一向に進んでいない宿題を横目にいつもこんな感じで、ゆるーく8月がスタートしていた気がします。
社会人になっても、8月は夏季休暇、お盆休み、花火大会があったりするので、どうしても仕事のスピードが遅くなる傾向があります。
けれども、そうこうしているうちに9月を迎えると、3月決算の会社では半期の締めになるので、バタバタしてあわてるということも少なくありません。
銀行も9月は半期の締め。
通常は半期毎に目標が設定されるので、9月は目標の追い込み時期になります。
このため、9月は他の月に比べると融資の案件が通りやすいと言われています(3月も同様)。
しかし、借入は申込んだらすぐに結論が出るものではありません。
また、9月に入ると銀行員も忙しくなるので、タイミングが悪いと、かえって融資の審査に時間がかかるという事態もありえます。
したがって、あなたの会社が銀行借入を計画しておられるのなら
8月中に準備して借入を申込む
↓
9月に融資が実行される
という流れが理想です。
つまり、8月をどのように過ごすかが資金調達の鍵となるのです。
取引先も休みに入っていつもよりは時間の余裕があるこの時期に、会社の資金計画をじっくり見直すことが大切です。
準備はタイミングが大事。
的確な時期にやることで、かける労力を確実に減らせます。
ところで、弊社も創業8年目。
この8月は末広がりになるよう今後の戦略をじっくり練り直したいと思います。
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