業務提携のコアは共通認識
業務提携のコアは共通認識
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「そこだと写っちゃうから、もっと離れて!」
以前一緒に働いたことのある某先輩。
社員旅行に行った時、隣に女性社員が写った写真を持って帰ると、奥様から「浮気しているんじゃないの?」と疑われるというので、極力自分だけが写るように写真を撮っていました。
「給料が高すぎる」といった批判はありますが、銀行員は毎日夜遅くまで働いているのは事実。
私も銀行で働いていた時は、会社を出るのは午後11時前というのが普通でした。
けれども、先輩の奥様、銀行員の実態をよくご存知なかった模様で、
銀行は毎日3時に閉まる
↓
なのに、ウチの旦那は毎晩帰りが遅い
↓
もしかしたら、浮気しているのでは
と思っておられたようです。
実際、ご結婚された直後は、帰りが遅い先輩を心配して、職場に電話がかかってきたことも・・・。
正直に申し上げて、その先輩はけっしてもてるタイプではありません(笑)。
しかし、銀行員の勤務実態に対する共通認識がなかったために、いらぬ誤解をされていました。
この点、我が家の場合、家内は元銀行員で、家内の父親も元銀行員。
このため、「銀行員の帰りは遅い」という共通認識があったので、あらぬ疑いを掛けらずにすみました。
さて、弊社の業務提携プロジェクトの一つである
20年ビジネスを続けるための事業計画と業務提携契約セミナー
遠藤先生は業務提携契約、私は事業計画という具合に、それぞれ得意とする分野は異なります。
ただ、長くしっかりとビジネスを続けていくには
- 小手先のテクニックだけではダメ
- 中長期な視点に立って一歩一歩積み上げていくことが大切
という共通認識があります。
私は、
業務提携のコアになるものは共通認識
であると考えています。
世の中のいろいろな問題に対して共通の問題意識を持って取り組める先なのかどうか。
この共通認識がないと、「相手はウチの技術を盗みに来ているのでは?」「単に儲けたいだけなのでは?」というような、いらぬ誤解が生じます。
共通認識なくして、業務提携なしです。
次回は、業務提携の波及効果について、お話します。
ところで、社員旅行の写真は極力一人で写るようにしていた先輩。
皆で旅行に行っているのに、一人だけで写っている写真ばかりだとかえって怪しいと思うのですが・・・。
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