バラかセットかテストマーケティング
バラかセットかテストマーケティング
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「空港で売っているお菓子は箱物ばかり。待ち時間にちょっとスイーツを食べたいという女心がわかっていない!」
Facebookで友達になっている方がこんな内容の投稿をされていました。
確かに空港で売られているお菓子はお土産物を前提としているため、バラ売りは少ない気がします。
私は連休の初日に両国にある大江戸博物館に初めて行ってきました。
館内は想像していたよりも広く、江戸時代を再現した精巧な模型もたくさんあって、意外と面白かったです。
そして、最後に立ち寄ったのがお土産物のコーナー。
「いかにも」という感じのグッズやお菓子がたくさん置いてあった中で唯一食指が動いたのはピーセン。
子供の頃よく食べていたので、一瞬「買おうかなあ」と思ったのですが、結局買いませんでした。
そのピーセン、ピーナッツやチーズ、七味唐辛子といった三種類もしくは四種類の味がワンセットになって売られていました。
でも、私にとってはその組合せが微妙で「バラだったら買ったのに」という感じだったのです。
商品やサービスを売る時、バラバラに売るのではなく、セットにして売るというのはよくある話。
特にお土産物を扱うようなお店では、バラ売りは少なく、セットものが中心です。
でも、セットだと買わないが、バラなら買うという人も少なからずいます。
モノが売れにくい時代、テストマーケティングしてもよいのではと思った次第です。
ところで、先日デパートでどら焼きを買った時のこと。
5個入りで1,200円のものを注文し、店員さんが品物を包んでもらっていたのですが、よく見ると、そのどら焼き、バラでは1個200円で売られていました。
「このどら焼き、1個200円ですよね?」と質問すると、「200円は箱代です!」との回答。
慌ててバラ売りのに替えてもらいました(笑)。
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Tag: テストマーケティング バラ売り セット売り