事業を本格的に始めるにあたってやるべきこと(その3)|キャッシュフロー経営実践講座

事業を本格的に始めるにあたってやるべきこと(その3)|キャッシュフロー経営実践講座

事業を本格的に始めるにあたってやるべきこと(その3)

事業を本格的に始めるにあたってやるべきこと(その3)

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

自己資金を貯める

小学生の時によく歌っていた「幸せなら手をたたこう」

幸せなら「手をたたこう」、
幸せなら「足ならそう」、・・・・・

といろいろ続きますが、最後まで繰り返し出てくるのが

幸せなら「態度」でしめそうよ

手であろうが、足であろうが、態度で示さないと相手には伝わらないと言えます。


これから事業を本格的に始めるにあたって、相手に自分の本気度を伝える方法はいくつもあります。

・朝から晩まで構想を練る

・企画書を作る

・会って話を聞いてもらう etc.

その中で、銀行など金融機関から創業融資を借りる場合、自分の本気度を一番確実に伝えられるのは

自己資金

です。


以前に比べて起業する人も増えてきたので、私が銀行にいた時から比べると、創業融資の制度も質量ともかなり充実しています。

しかし、事業を始めるにあたって、「1,000万円必要なので、1,000万円貸して下さい」といってもそれは無理な話。

仮にそれがどんなに素晴らしいビジネスモデルであっても、自己資金がゼロでは相手に本気度が伝わらないのです。


事業計画や資金繰りの相談を受けていると、「なかなか面白そうなビジネスだなあ」と思って話が進んでいって、いざ「必要なお金はいくらか」といった段階になった際、「実は自己資金はまったくありません」といったことがたまにあります。

もちろん、相手がその人の人となりをよく知っている人なら、「それなら、1,000万円を出そう!」と言ってくれるかもしれません。

けれども、相手が初対面の人や、まだ付き合いの浅い方の場合、「まあ、頑張って下さい」と言われるのがおちです。

先の歌にならって言えば、借りたいなら「自己資金」で示そうよです。


「これから事業を本格的に始めるにあたって何をしたらよいか」の第2のステップは

自己資金を貯める

です。


どのくらいの自己資金が必要かはどんなビジネスをやるのかによって異なります。

例えば、私のようなコンサルティングの仕事だと、仕入代金や原材料費がかからないので、比較的少ない自己資金で始めることができます。


また、
「できるだけ早く事業を始めたいので、自己資金が貯まるまで待ってられない」という方もおられるかもしれませんね。

そこで、次回は、少ない資金を有効活用する方法についてお話します。


先日も創業融資を得意とされるコンサルタントの方とお話する機会があったのですが、一番困るのは「話はやたらと熱いが、自己資金を全く持っていない経営者だ」とのことでした。


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Tag: 自己資金 本気度を示す 創業融資

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