女子柔道と資金繰り悪化の関係
女子柔道と資金繰り悪化の関係
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
暴力問題に揺れる女子柔道。
監督に続き、理事やコーチも辞任するなど混乱が続いています。
体罰やパワハラの問題に加え、全日本柔道連盟の組織としての体質も問題になっています。
選手からは事前に訴えがあったにも関わらず、連盟が「臭いものには蓋」という感じで情報を握りつぶしてしまったことが、ここまで騒動を大きくした原因です。
さて、会社においても、問題が大きくなる前には必ず小さな芽が発生しています。
そして、
経営陣が小さな芽を見て見ぬふりを続けていると、一気に問題が表面化して大トラブルが発生する
という状況に陥ります。
昨日、中小企業再生研究会のセミナーで、事業再生に関する事例研究がありました。
その中で、再生が上手くいっていない事例として紹介されたのが、社長と従業員とのすれ違いが資金繰り悪化の原因の一つという会社。
社長がなかなか決断しない間にますます関係は悪化し、社員12名が集団退社する事態に・・・。
社長が社員と正面から向き合うことを避けたために、かえって状況が悪くなったのです。
臭いものはなかなか嗅ぎたくありませんが、
臭いものは原因を取り除かないとけっしていい香りにはならない
ことは忘れずにいたいですね。
ところで、私は中学生の時、柔道部に入っていました。
3年間最後まで続けたのですが、試合では1勝もできず・・・。
汗臭い柔道着とともに青春時代の苦い思い出です。
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