歓喜の歌に向けて
歓喜の歌に向けて
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
ベートーヴェンの交響曲第9番。
年末にこれほど第九が唄われるのは世界でも日本だけらしいのですが、有名なのは合唱付きの第4楽章です。
私も第1楽章から通しで聴いたのはほんの数年前。
炎の指揮者コバケンこと小林研一郎さんの指揮する演奏会が初めてでした。
しかし、聞き覚えのある場面までの時間が思っていたよりも長く、比較的ゆったりとしたメロディが流れる第2楽章のところでは、ついウトウトしてしまいました(汗)。
そんな私が音楽の話をするのははなはだ僭越なのですが、最近では
第1楽章から第3楽章があってこその第4楽章である
ということを強く感じています。
第九は全部演奏すると約70分ほど。
このため、特別な音楽専門番組を除くと、テレビなどで放送されるのは皆が知っている第4楽章が中心です。
しかし、この頃は第4楽章のダイジェスト版を聞いただけでは、少し物足りなさが・・・。
「すべての人々は皆、兄弟となる」と高らかに歌い上げる第4楽章。
しかし、あの歓喜の歌も第1楽章からの流れを受けてから聞くと、よりいっそう迫力が増し、歌詞の一つ一つが心に染み入る感じです。
いろいろな事があった2011年。
今の日本の状況がまだ第1楽章の初めなのか、第3楽章の終わりの方なのかは、私には正直分かりません。
けれども、今日の一歩が明日への糧となることを信じて、前へ前へと進んでいきたいと思います。
今年から始めたこのブログですが、年内はこれが最後になります。
毎回私の拙い文章をお読みいただき、本当にありがとうございました。
来年は今年よりも1章でも進んだ内容にするべく創意工夫していく所存です。
それは、良いお年をお迎え下さい。
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