これが世界的な観光地の対応?
これが世界的な観光地の対応?
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
昨日は家内が母親と京都へお墓参りに行きました。
京都駅で伯母と従姉妹と合流、無事お墓参りを済ませた後、「せっかく京都に来たのだから」といって、タクシーに乗って某寺院へ。
私も昔一度だけ行ったことがある有名な寺院です。
そこで、ちょっとしたひと悶着が発生しました。
その寺院の拝観料は一般600円。
ただし、70歳以上は300円引きとの表示。
そして、家内の母親と伯母は二人ともとうに70歳オーバーです。
そこで、二人は地元の自治体からもらっている高齢者用のシルバーパスを見せたところ、窓口の人は、「シルバーパスは自治体によって支給年齢が違うのでダメです!」とのご発言。
母の方は、たまたま、国民健康保険証を持っていたので、割引が適用になったのですが、結局、80歳近い伯母はパスしか持っていなかたっため、割引不適用!
たしかに、シルバーパスでは正式な年齢確認はできないにしても、年寄りがいつも保険証などを携帯しているとは限りません。
そして、自治体によって支給年齢が違うという理屈も分かりますが、伯母が持っていたのは大阪市支給のもの。
東京や北海道の支給年齢は知らなくても、京都であれば、ちょっと調べれば大阪の対応ぐらいは分かりそうなものです。
しかし、後ろに人が並んでいたこともあり、あまり粘って交渉することもなく、伯母は正規料金で入館したそうです。
いかにも杓子定規な対応であり、世界的な観光地のやり方としては、ちょっとお粗末という気もしますが、あなたはどのように思われるでしょうか?
会社においても、売上やお客さんを増やすために、割引キャンペーンを時々やります。
しかし、これもやり方を間違えると、逆効果になることも。
私がたまに行くお寿司屋さんも、月に1回○○の日として、お寿司が半額で食べられる日があります。
しかし、その日に行った人の話を聞くと、「いつもと握る人が違った」「ネタがあまり美味しくなかった」とのことで、その人はそのお店に行く頻度が減ったそうです。
値段を下げて、評判まで落としては元も子もありませんね。
ところで、先の寺院。
多くの仏像が並び、厳かな雰囲気というイメージが残っているのですが、家内の話によると、お堂の中にお土産を売るような場所ができていて、「ちょっと『えっ』という感じ」だったとのこと。
最近はなかなか行く機会がないのですが、今度京都へ行った時には、ぜひその寺院に立ち寄って自分の目でも確かめてみたいと思います。
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