資金繰りはGDPで回る
資金繰りはGDPで回る
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
2011年新書大賞で第2位に選ばれた
『デフレの正体―経済は「人口の波」で動く』
以前一度メルマガでもご紹介した本ですが、
景気が良くなれば本当に大丈夫なのか?
という点について、統計データを基に鋭い指摘をされています。
「景気の波」を打ち消すほど大きい「人口の波」が、日本経済を洗っているのだ
という事実から目を背けてはいけないと繰り返し主張されています。
まえがきで、著者自身が、「読んだ方がいい」本だと思いますと書かれていますが、私も同感です。
ところで、今月26日に開催するセミナーのタイトルを決めるにあたり、私が最初に考えたのが、「資金繰りはGDPで回ります!」
といっても、先のベストセラーのように、資金繰りはGDP(国内総生産)で動くというようなマクロ経済の話をしようというのではありません。
資金繰りを回していく手順として、
- G=Grip:つかむ
- D=Decide:決める
- P=Practice:実践する
にひっかけて先のタイトルを考えたのです。
自分としては結構気に入っていたのですが、セミナーのプロの方に相談したところ、「GDPというのがあまり魅力的でない気がします」ということであえなく却下(笑)。
そして、タイトルが現在の
「お金」が回る会社の作り方
~「9つの視点」で資金繰り改善と売上アップをダブルで手に入れる!~
になった次第です。
いずれにしましても、セミナーでは
資金繰りを把握し、日頃の業務活動に活かしていく手順
について、できるだけ分かりやすくご説明します。
先の「デフレの正体」のまえがきにこんな一説があります。
病気もそうですが、
原因が何なのかわからなければ(中略)
明日をも知れないほど不安になりますし、
原因がわかれば(中略)
なぜかその瞬間から心が少し軽くなるものです。
経営者は日々なかなか心が休まらないもの。
特に昨今は先行きが見通しにくい状況が続いています。
たとえ緊急性はなくても会社の経営のどこかに不安を感じておられる
経営者も多いのではないでしょうか。
ご参加いただいた方には少しでも心が軽くなったと感じていただけるセミナーにするべく準備を進めています。
月末近く、また、土曜日の開催で、なかなかご参加しづらいかとは思いますが、皆様のお申込をお待ちしております。
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