事業計画で求められるセンス|キャッシュフロー経営実践講座

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事業計画で求められるセンス

事業計画で求められるセンス

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

事業計画で求められるセンス

前回、資金調達のタイミングとして、

お金を借りる時は、お金を返せる時

というお話をしました。


ベストなタイミングを知るためには、状況をつかむことが大切です。

そして、この状況というのは大きく分けて2つの要素があります。


一つは、実績(過去~現在)、もう一つは、計画(現在~未来)です。

そして、それぞれをつかむ際に必要とされる素養というのも異なります。


まず、実績をつかむ際にはある程度、会計経理の知識が必要とされます。

これは、実績を表すものとして、決算書試算表などがあり、それは他人が見ても理解できるよう一定のルールが定められているからです。


一方で、計画の場合、もちろん、会計や経理の知識も必要です。

では、それ以上に大切なのは何でしょうか?

それは、営業マーケティングリスクコントロールといったセンスです。


いくら、経理の仕訳を理解していても、

  • この商品はいくらなら売れるか?
  • A社にこのサービスを使ってもらうには・・・
  • B社との取引は手間がかかる割には儲けが少ないなあ

といったようなことが頭に入っていないと、今後の見込みを立てることはできないのです。


先週、飛び込みで営業に来られた信用金庫の人と話をした際、「(新規の融資は)保証協会の保証がつけば可能」というお話をされていました。

逆の言い方をすれば、表面上お金が回る資金繰り表を作成することができ、保証協会の保証や不動産担保などで、保全を確保できれば、資金調達も可能ということです。

しかし、借りたお金を使ってお金を増やすという流れができていないと、お金の返済にすぐに窮してしまいます。


以前、資金繰りのご相談を受けた際、借入から半年で既にリスケをしているケースがありました。

最初に銀行に提出された事業計画書も見せていただいたのですが、すべて100%上手く行った時にギリギリ借入を返済できるという数字が並んでいました。

そして、銀行はその事業計画で保証協会の保証がおりたので、融資を実行したのです。


しかし、現実は

計画通りには売上がいかない
 ↓
毎月の資金繰りが逼迫
 ↓
銀行にリスケを要請

という事態になっていたという訳です。

このケース、会社としては新規分野への参入だったので、状況をしっかりとつかめていなかったと言えます。


では、この「状況をつかむ」という時、会計・経理と営業・マーケティング・リスクコントロールをどのように融合していけば、よいのでしょうか。

次回はこの点についてお話したいと思います。


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Tag: 事業計画 マーケティング リスクコントロール

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