資金繰りは時間を決めてチェック
資金繰りは時間を決めてチェック
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
昨日は、資金繰りソフト「銀行さん」のお試し会の講師をやらせていただきました。
お忙しい中、ご参加いただいた方にはたいへん感謝しています。
ありがとうございました。
なお、事前にお寄せいただいた質問につきましては、順次メールで回答させていただきますので、よろしくお願いします。
さて、昨日のセミナーで、資金繰りソフトの具体的な説明に入る前に私が強調させていただいたキーワードは
「時間」
でした。
なぜ、私がこのキーワードを最初に取り上げたのか。
私も仕事柄、日々たくさんの経営者にお会いするのですが、資金繰りをきちんと回している経営者に共通していることが一つあります。
それは、
時間を決めて必ず資金繰りをチェックしている
ということです。
チェックの仕方は人それぞれ。
全員が全員、資金繰り表を作っておられる訳ではありません。
- メインの通帳の金額をチェックする
- 6ヵ月先の預金残高見込を確認する
- 今後3ヵ月間の支払状況を検証する
など、やり方はバラバラ。
かけている時間も1日30分という人から、1ヵ月に30分だけという人までいろいろです。
しかし、いずれにせよ
資金繰りのチェックを習慣化している
のです。
一方で、資金繰りがあまり上手くいっていない経営者の場合、
- 資金繰りが回っている時はノーチェック
- 急に思いついた時にかなりの時間をかけて資金繰りを精査していている
ことが多いという気がします。
そこで、私が1社、1社がやるべきことの第一にご提案したいのは、
時間を決めて資金繰りをチェックすること
です。
毎月月末でも、週1回月曜日でも具体的な日時を決めて
この日のこの時間は必ず資金繰りをチェックする
という習慣を身につけること。
成功している人の習慣を表面的に真似しても必ずしも上手くいきませんが、こと資金繰りに関しては、まず形から入ることも大切です。
ぜひ、時間を決めて習慣づけていただければと思います。
では、具体的にはどういう形で資金繰りをチェックしたらよいか?
次回は、そのチェック方法について、お話したいと思います。
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