会社としてまずやるべきこと|キャッシュフロー経営実践講座

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会社としてまずやるべきこと

会社としてまずやるべきこと

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

会社としてまずやるべきこと

年末近くになると、毎年恒例で集まる同期会があります。

メンバーは20名。

幹事は持ち回り制で、一昨日今年の幹事から日程調整のメールが来ました。


私が社会人になったのは今から25年前。

当時は銀行など金融機関が学生の間で人気が高く、20名の内、半数以上が銀行に就職しました。

そして、四半世紀が過ぎ、銀行に就職した人の中で、入社時と同じ名前の会社に勤めている人はゼロ。


私のような独立組みは少数派ですが、別の金融機関に勤めている人やメーカーやコンサル会社に転職した人が多く、同じ会社に勤めていても、吸収や合併で会社の名称が変わった人を含めると、全員所属する会社の名前が異なります。


一方で、最初メーカーに就職した人は1人を除いて引続き同じ会社に勤め、会社の名前も25年前と同じです。

この25年で日本経済も大きく変わりましたが、特に金融機関の動きが激しかったという一つの証かもしれません。


さて、銀行の場合、名前が変わっただけでなく、融資先に対する対応も大きく変化しました。


取引先毎の格付け制度を導入。

昔なら担当者や支店長の裁量である程度柔軟に対応できたものが、やや画一的に判断される傾向が強まっています。


一方で、「中小企業金融円滑化法」の影響もあり、返済額の猶予、いわゆるリスケについては柔軟に対応してくれるようになりました。

これは、資金繰りの厳しい会社にとっては好材料ですが、この措置も来年度になると、どういう状況になるかは不透明です。


いずれにせよ、銀行の施策や対応は国や金融庁などの方針に大きく左右されます。

この点、我々としてはその動向をしっかりとフォローアップすることが大切です。


しかし、いかんせん、こればかりは一企業だけではどうすることもできません。

政権交代があろうが、誰が金融担当大臣になろうが、会社としては生き延びて、事業を続けていかなければなりません。

そのために、

1社、1社がまずやるべきことは何か

について次回以降考えてみたいと思います。


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Tag: やるべきこと 金融機関 格付け制度

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