お金の出し手の数字の見方を知る
お金の出し手の数字の見方を知る
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
先日動画撮影の勉強会に行ったという話をしましたが、その時教えてもらったことの一つが、製作側の意図によって撮影の仕方も変わるということ。
公園で人が歩くシーンを撮影した際、講師の先生が言われた事例が、「もし、その人がカバンに大金を持って運んでいると強調したい場合、手に持っているカバンにズームするとそれらしく見えてきます」
このような講義を聞いてから、テレビを見ていると、「なるほど!」と思えるシーンがいくつかありました。
例えば、なでしこジャパンで、最後に熊谷選手がPKを決めて皆が歓喜するシーン。
今週になってもテレビのニュース等で何回か見かけたのですが、よく見ると、最初に澤選手のアップ→チーム全体を引きの映像でとなっていました。
やはり、カメラマンの方も今大会のMVPで、優勝の立役者である澤選手に最初のフォーカスを当てていたのではないでしょうか。
動画については、私は素人同然なので、何も語る資格はありません。
しかし、プロの方に基本的な見方を教えていただくことで、
今までと同じものを見ていても違った角度から見ることができる
ことを実感したのです。
同じことが会社の数字を見る際にも言えるのではと考えています。
つまり、同じ数字を見ていてもある考え方を知ることで、今までにない発想を思いついたり、新しい問題解決方法が見つかる可能性があるということです。
そこで、来週は銀行員や投資家など、いわゆる
お金の出し手が会社の数字のどこに注目しているか
について、お話してみたいと思います。
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